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”I can speak English!"と言えない日本人

留学生さんたちはかなり流暢に英語を話しますので、生徒さんたちは興味津々で尋ねます。

 

「どうして英語が上手なのですか」

 

すると彼らは「小学校から習っていますから」

と答えます。

 

日本人の英語教育は低年齢化しており、近い将来、英語教育導入は小学校一年生に引き下げられるでしょう。

 

小学校の先生たちが今大変苦労されて英語教育に対応しようと奮闘中ですが、私たちは学校の先生たちの学習能力の高さを教育の現場で見てきましたので、英語教育も相当グレードアップして、今幼い子どもたちが将来大人になったときに、同じように「小学校から習いましたから」と言えるようになっているのではと期待しています。

 

さて、振り返って、個人的には、中学校の三年間で習う範囲でも、相当な表現力が身についていいはずと思っています。さらに高校3年間英語を習えば、6年間も学習したことになります。これで話せないなんて、なんとも恥ずかしい、多くの人がそう思っています。

 

ところが、「話せます!」と言えない原因がちゃんとあるのです。それはほとんどの人がスピーキングを学んでいない、ということです。

 

学校現場では、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの技能のうち、物理的な制約がありすぎて、「話す」技能の習得に時間を割けないのが実情です。

 

スピーキングは相手がいないと練習できません。いくらラジオやCDを聞いても、それはリスニングの練習であり、スピーキングの練習にはならないのです。

 

コミュニケーションの手段としての言語としては、「話す」技能が最も重要かもしれません。自分が話せることは、聞いて理解できると言われます。

 

ハッピーグローブでは生徒さんの「話す」技能を重点的にサポートしています。