横並びの生徒さん同士でも快適に話せるよう、フロアスタンドタイプのブロッカーを採用しました。
テーブル、ドアノブ、椅子などの拭き掃除、手指の消毒薬の設置に加え、冷房を入れている際も、ドアを常に10センチ程度開放して、換気を行うようにしています。
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3月以降のコロナ感染症の拡大で、休講を余儀なくされて感じたことは、こういった非常事態を乗り越える知恵を、私たちは持たなくてはならないということでした。
ズームでのオンラインレッスンを導入した時にも、新しい技術への親和性がある人たちは学びの機会を継続して得られた一方、そうでない人は、その機会を失ってしまいました。
日本の学校では授業再開がずるずると延びていき、オンライン学習もままならないで4月、5月ともどかしく過ごしていた時に、お隣の韓国では、早くからオンラインで普通に学校の授業をやっていることを聞きました。
この間ほぼ3カ月。
はっきりと学びの機会に格差が生じました。「近い将来、ITを使える人、使えない人の格差が生まれる」と言われてきたことが、目の前で、端的に表れたことをはっきり感じた瞬間でした。
今は幸い、通常のレッスンに戻っていますが、「自由のある日常」は、当たり前のものではないのだと知った今、感染症の拡大の可能性を極力抑えて、この日常を守っていかなくてはなりません。
感染防止に100%はないのでしょうが、すべての人にとって、貴重な学びの1日、1時間が、失われてしまわないよう、事業の提供者として、できる限りの対策をしたいと考えています。